先崎学せんざきまなぶ
将棋棋士[日本]
1970年 6月22日 生 (満54歳)
先崎 学(せんざき まなぶ、1970年6月22日 - )は、将棋棋士。
米長邦雄永世棋聖門下。
棋士番号は185。
青森県出身。
いわゆる「羽生世代」と呼ばれることがある棋士の一人。
彼らの中で先崎だけタイトル戦登場経験はないものの、全棋士参加棋戦優勝は早く、羽生善治・森内俊之の次に達成している。
棋歴=
プロ入りまで=
青森県で生まれたが、親の転勤のため生後半年で青森を離れている。
その後北海道に移り、小学校低学年の時は札幌市在住。
1979年、「よい子日本一決定戦 小学校低学年の部」で優勝。
準優勝は同い年の羽生善治だった。
小学5年生であった1981年の秋、奨励会に入会。
早熟な者が多い将棋界の中でも小学5年での入会はかなり早いほうで、しかも、6級ではなく5級での入会であった(ただし、奨励会入会試験に2回落ちており、3回目の受験で合格)。
入会の前年から小学校卒業まで、内弟子(米長宅に住み込み)として米長に師事。
年上の林葉直子も同時期に米長の内弟子であった。
林葉と二人で新宿将棋センターへ将棋を指しに行っていたが、両者ともにエキサイトする性格であった模様である。
同い年の羽生善治・森内俊之・郷田真隆は、先崎より1年遅く入会してくる。
入会から10か月、まだ小学生のうちに2級まで昇級し、「天才」「天才先崎」のニックネームが付く。
しかし、そこから2勝8敗での降級点を3度喫するなどして苦戦。
1級に上がるのに2年近く ……
先崎学さんが誕生してから、54年と152日が経過しました。(19876日)