桐谷広人きりたにひろと
元将棋棋士、投資家[日本]
1949年 10月15日 生 (満75歳)
桐谷 広人(きりたに ひろと、1949年10月15日 - )は、日本の将棋棋士、投資家。
升田幸三実力制第四代名人門下。
棋士番号120。
2007年に引退。
来歴=
棋士として=
広島県竹原市出身。
将棋棋士の門をたたこうとしていたところ、紹介により同郷の升田幸三の弟子となった。
1975年に桐谷のライバルとされた沼春雄と共に四段昇段を果たしプロ棋士となった。
当時まだ珍しかった、研究派の棋士で「コンピューター桐谷」の異名をとった。
棋風は居飛車党の受け将棋。
相手の攻め駒を攻める、駒得を重視する戦術で、優勢になってもなお相手の攻撃の応接を継続する「マッサージ戦術」を得意として「桐谷マッサージ戦術」(青野照市)などと呼ばれた。
また入玉が得意の棋士としても知られる。
観戦記なども手掛け、囲碁・将棋チャンネルの「桐谷広人の将棋講座」及び「名勝負の解説」では師匠・升田幸三の将棋の解説も務めた。
1996年度の第9期竜王戦で5組に昇級した。
2000年には現役勤続25年表彰を受けた。
第55期順位戦でフリークラスに陥落、復帰できないまま10年が経過したため、2007年3月末に引退した。
通算成績は327勝483敗。
棋士としては升田幸三門下であったが、プライベートでは米長邦雄に傾倒し、米長の著作の代筆を行うなど20年以上仕えた。
しかし、米長のために婚約者と破局を迎えたことが一度ならずあったといい、後に米長の裏面をマスコミに告白した。
米長の ……
桐谷広人さんが誕生してから、75年と37日が経過しました。(27431日)