森内俊之もりうちとしゆき
将棋棋士[日本]
1970年 10月10日 生 (満54歳)
森内 俊之(もりうち としゆき、1970年10月10日 - )は、将棋棋士、十八世名人資格保持者。
棋士番号は183。
勝浦修九段門下。
神奈川県横浜市青葉区出身。
いわゆる「羽生世代」の一人で、デビュー直後から棋戦優勝を果たすなど活躍していたが、初タイトルは31歳での名人獲得と遅かった。
その後は竜王・名人を含む三冠を保持するなどタイトル戦でも活躍し、2007年には羽生善治よりも早く永世名人(十八世名人)の資格を得た。
2017年には順位戦でのB級1組への降級を受けて、46歳の若さで順位戦(名人戦)への参加資格を失うフリークラスへの転出を宣言した。
地元の青葉区での指導やYouTubeチャンネルの開設など、将棋の普及活動にも注力している。
日本将棋連盟棋士会副会長(2009年4月 - 2011年3月)、日本将棋連盟専務理事(2017年5月 - 2019年6月)を歴任した。
棋歴=
プロ入りまで=
将棋を始めたきっかけは、森内が小学校3年生の頃、学校の休み時間にクラスメート内で流行していた、いい加減な将棋遊びに参加したという、ありふれたものだった。
だが、このゲームに魅力を感じた彼は父親に手ほどきを受け、正式な将棋を指すようになる。
家で将棋に熱中している森内の姿を見ていた彼の祖母は、あるとき、雑誌『将棋世界』を孫に渡した。
『将棋世界』との出会いをきっかけに、森内は将棋の新しい世界を知り、将棋にのめりこんでいく。
毎週土曜日に将棋会館で行われる将棋教室に ……
森内俊之さんが誕生してから、54年と42日が経過しました。(19766日)