小笠原道大おがさわらみちひろ
元プロ野球選手、指導者[日本]
1973年 10月25日 生 (満50歳)
小笠原 道大(おがさわら みちひろ、1973年10月25日 - )は、千葉県千葉市美浜区出身の元プロ野球選手(内野手、捕手)。
右投左打。
愛称は「ガッツ」(後述)、「北の侍(サムライ)」、「ミスターフルスイング」。
2006年パシフィック・リーグ、2007年セントラル・リーグのMVP。
アテネオリンピック野球の銅メダリスト。
経歴=
プロ入り前=
7歳から野球を始め、千葉西リトルリーグでプレーする。
1989年に暁星国際高等学校に進学したが、入学時は全く無名の選手で、当時の五島卓道監督曰く「千葉西リトルの(中学)2年生で欲しい選手がいて、その選手を獲る代わりに頼まれたのが、どこからも声のかからない小笠原だった」という。
それまでは遊撃手・三塁手・外野手の複数のポジションをこなしていたが、高校進学後に二塁手にコンバートされ、翌1990年にはチーム事情から捕手を兼ねる(ただし、本人は「捕手は一番嫌なポジション」だったという)。
2年生の時には同期のエース北川哲也を擁し、二塁手、五番打者として1990年夏の千葉大会決勝に進むが、成田高校に敗れ甲子園出場を逸する。
高校通算本塁打は0本で、県内でも注目された選手ではなかった。
コツコツと努力を続ける愚直な小笠原の姿から五島監督が「高校通算30本塁打を打った選手」との嘘の推薦により卒業後NTT関東に入社。
ポジションは「仮に選手としてダメでもカベ(ブルペン捕手)で残れるから」という理由で捕手 ……
小笠原道大さんが誕生してから、50年と348日が経過しました。(18611日)