姜尚中Kang Sang-jung
政治学者[韓国]
1950年 8月12日 生 (満74歳)
姜 尚中(カン サンジュン、朝鮮語:강 상중、英語:Kang Sang-jung, 1950年〈昭和25年〉8月12日 - )は、在日韓国人の政治学者、思想家、エッセイスト。
東京大学名誉教授・熊本県立劇場館長兼理事長。
長崎県の学校法人鎮西学院学院長・理事。
鎮西学院大学の初代学長。
専門は政治学・政治思想史。
特にアジア地域主義論・日本の帝国主義を対象としたポストコロニアル理論研究。
所属事務所は三桂。
熊本県熊本市出身。
在日韓国人二世。
通名は永野 鉄男(ながの てつお)。
姜尚中の日本式の音読みは「キョウ ショウチュウ」。
メディアで論客として活躍。
日本の偏狭なナショナリズムを否定し、韓国・朝鮮に対する歴史的な偏見を指摘する。
著書に『愛国の作法』(2006年)、『悩む力』(2008年)、『悪の力』(2015年)など。
来歴=
1950年(昭和25年)に、熊本県熊本市春日町で在日韓国人二世として生まれる。
父は、1916年(大正5年)に当時大日本帝国が統治していた朝鮮南部の慶尚南道昌原郡南山里(現・昌原市義昌区)の小作人の長男として生まれ、1931年(昭和6年)に仕事を求めて自らの意思で日本本土へ渡った。
母も1923年(大正12年)に日本統治時代の朝鮮で生まれ、1941年(昭和16年)に釜山近くの鎮海(現・昌原市鎮海区)から許嫁の父を訪ねるべく関釜連絡船で渡日した。
母親は母国語を含め文盲だった。
両親は親戚を頼って各地を転々としたのち、日本の大学で法学を学 ……
姜尚中さんが誕生してから、74年と102日が経過しました。(27131日)