阿久津主税あくつちから
将棋棋士[日本]
1982年 6月24日 生 (満42歳)
阿久津 主税(あくつ ちから、1982年6月24日 - )は、将棋棋士。
滝誠一郎門下。
棋士番号は233。
兵庫県西宮市出身。
関東所属。
棋歴=
5-6歳ごろに父親より将棋を教わるが、それほど専念はしていなかった。
小学4年生ごろ、父親の転勤により東京都町田市に転居し、父に連れられ将棋会館へ顔を出すようになる。
それから子どもスクールに通い卒業、八王子将棋クラブへ通うころにはすっかり将棋に熱心になっていた。
小学5年生で、研修会に入る。
同学年の佐藤慎一が奨励会を受験するのを聞き、自身も奨励会試験を受けることを意識するようになり、小学6年生9月期で入会を果たす。
同奨励会試験の1位は渡辺明で2位は橋本崇載だった。
1999年、2期目の3段リーグを1位抜けし(14勝4敗)、四段昇段。
プロ入りを決めてから在学していた高校は、2年生修了で退学している。
プロ入り後=
17歳にして3段リーグを2期で通過した注目株と見られていたが、最初の数年は目立った活躍がなかった。
当時は、不利な局面になると早々と投了することが多く、同じ特徴を持つ島朗にさえ「阿久津君は投げっぷりがいいらしいね」と評されたことがある。
なお、プロ入り後1年間に、デビュー戦で女流棋士(斎田晴子)に、2戦目の第13期竜王戦でアマチュア棋士に、その後奨励会員に公式戦で敗れ、「逆三冠」を達成している(他のプロ棋士では伊奈祐介が『達成』しただけらしいと「将棋世界」誌で本人が語っ ……
阿久津主税さんが誕生してから、42年と150日が経過しました。(15491日)