米原万里よねはらまり
通訳者、作家[日本]
1950年 4月29日 生 (満74歳)
米原 万里(よねはら まり、女性、1950年4月29日 - 2006年5月25日)は、日本のロシア語同時通訳、エッセイスト、ノンフィクション作家、小説家である。
少女期をプラハで過ごす。
ロシア語の同時通訳で活躍。
また、異文化体験を綴った文筆家としても知られる。
著作には『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』(1994年)、『魔女の1ダース』(1996年)、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(2001年)、『オリガ・モリソヴナの反語法』(2002年)などがある。
人物=
東京都出身。
明星学園高等学校を経て、東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。
東京大学大学院露語露文学修士課程修了。
生い立ち=
日本共産党常任幹部会委員だった衆議院議員・米原昶の娘として東京都中央区の聖路加病院で生まれる。
父方の親類に立憲民主党参議院議員の有田芳生がいる。
大田区立馬込第三小学校3年生だった1959年(昭和34年)、父が日本共産党代表として各国共産党の理論情報誌 『平和と社会主義の諸問題』編集委員に選任され、編集局のあるチェコスロバキアの首都プラハに赴任することとなり、一家揃って渡欧した。
9歳から14歳まで少女時代の5年間、現地にあるソビエト連邦外務省が直接運営する外国共産党幹部子弟専用の8年制ソビエト大使館付属学校に通い、ロシア語で授業を受けた。
チェコ語による教育ではなくソビエト学校を選択したのは、ロシア語ならば帰国後も続けられるという理由だった。
ソ ……
米原万里さんが誕生してから、74年と207日が経過しました。(27236日)