安田富男やすだとみお
元競馬騎手[日本]
1947年 10月7日 生 (満77歳)
安田 富男(やすだ とみお、1947年10月7日 - )は、千葉県船橋市出身の騎手、評論家。
オッズの低い騎乗馬でしばしば好走を見せ、「穴男」、「泥棒ジョッキー」などと称された。
史上初めてJRA全10場において重賞を勝利した記録も持つ。
経歴=
安田は男3人、女1人の四人兄妹の次男として生まれ、父・保男は香具師やブリキ職人、子供が生まれる頃にはアルミ職人など手作業をして生計を立てていた。
保男は天理教に帰依していたが、母・梅世は創価学会に入信しており、四人の子が物心つく前から祈る事の大事さを教えた。
競馬とは無縁の一般家庭であったが、保男が無類の馬券好きで身上を潰したため、安田は小さい頃から競馬がどんなものか知ろうとも思わなかった。
船橋市立船橋小学校時代は掛け算が7か8の段になると分からなくなるほど苦手で、勉強に興味がなく、将来の夢を描く余裕も無く「日々の生活を惰性で楽しく生きればいい」と思っていた。
3年の頃から授業をさぼっては悪さをし、くず鉄や鋼を拾ってくず屋に持って行ったり、イチゴ畑に三人で入って全部食いつくしたこともあった。
悪友たちと入場料を払わないで遊園地に入って遊ぶために、いつも船橋競馬場の横を通っていた。
警備の薄い海側のフェンスを徘徊していたが、隣には船橋の厩舎が点在していた。
そこで知り合った厩務員が小さな体を見て「騎手にならないか」と勧誘を受けた。
函館孫作(1947年)
船橋で調 ……
安田富男さんが誕生してから、77年と59日が経過しました。(28183日)