土田世紀つちだせいき
漫画家[日本]
1969年 3月21日 生 (満55歳)
土田 世紀(つちだ せいき、1969年3月21日 - 2012年4月24日)は、日本の漫画家。
人物=
秋田県平鹿郡大森町(現在の横手市大森町)出身。
男性。
秋田市立秋田南中学校、秋田県立新屋高等学校卒業。
幼い頃はそれほど漫画を読んでいたわけではなく、姉や友人が買ったものを読ませてもらう程度で、数を読むようになったのも漫画家としてデビューした後だった。
絵に関しても近所に住んでいた人間から基礎を教わった程度だったが、絵を描くことはむしろ得意な方であり、科学技術庁長官賞を受賞したこともあったという。
漫画らしきものを描き始めたのは高校生になってからで、その頃からクラスの仲間に見せてまわっていた。
また高校時代の土田には自分の描いた不良たちのような一面もあり、「気合いの入った」髪型にするだけでなく、飲酒運転や無免許運転で捕まることもしばしばだった。
高校2年生の時に、ニューヨークを舞台にした青春ストーリーを『漫画アクション』の新人賞に応募し、奨励賞を受賞した。
1986年、『残暑』にて『モーニング』ちばてつや賞一般部門・入選を受賞、次いで『未成年』(第3話として収録)にて『月刊アフタヌーン』四季賞を受賞した。
『未成年』の舞台は東北であり(奨励賞を獲ったニューヨークと同じく)都市に対置される地方人の「泥臭さ」をテーマとして意識するようになる。
実際に土田はインタビューで「僕が何を描いても泥臭くなっちゃうと ……
土田世紀さんが誕生してから、55年と245日が経過しました。(20334日)