鏑木創かぶらぎはじめ
作曲家[日本]
(別名義・月見里太一)
1926年 2月27日 生
2014年 10月 死去享年89歳
鏑木 創(かぶらぎ はじめ、1926年〈大正15年〉2月27日 - 2014年〈平成26年〉9月4日)は日本の作曲家、編曲家。
日活ロマンポルノ作品では「月見里太一」名義を用いた。
略歴=
神奈川県生まれ。
1945年(昭和20年)東京高等商船学校航海科卒業。
1952年(昭和27年)東京音楽学校本科作曲部卒業。
作曲を池内友次郎、木下忠司に師事する。
1950年代から1990年代にかけて、アクション、スリラー、喜劇、ポルノといった大衆的な娯楽映画や2時間ドラマのサスペンス物などに音楽を数多く提供。
耳に馴染みやすい明快なメロディを特徴とする作風で、多くの観客に親しまれた。
石井輝男、井上梅次、加藤泰といった娯楽映画の職人監督への楽曲提供が特に有名である。
代表作としては、1961年に発表された石原裕次郎と牧村旬子のデュエット曲「銀座の恋の物語」と、テレビ朝日系列の2時間ドラマ枠「土曜ワイド劇場」の名物シリーズだった『江戸川乱歩の美女シリーズ』の歴代のテーマ曲が挙げられる。
甥にお笑いコンビ「こりゃめでてーな」の大江健次がいる。
2014年9月4日、死去。
享年88。
作品=
映画=
千万長者の恋人より 踊る摩天楼(1956年、松竹)
赤い波止場(1958年、日活)
朝を呼ぶ口笛(1959年、松竹)
ゆがんだ月(1959年、日活)
男が命を賭ける時(1959年、日活)
やくざ先生(1960年、日活)
男の怒りをぶちまけろ(1960年、日活)
海の情事に賭けろ(1960年、日活)
街から街へつむじ風(196 ……
鏑木創さんが誕生してから、98年と268日が経過しました。(36063日)