小川国夫おがわくにお
作家[日本]
1927年 12月21日 生
2008年 4月8日 死去肺炎享年82歳
小川 国夫(おがわ くにお、1927年(昭和2年)12月21日 - 2008年(平成20年)4月8日)は、日本の小説家。
静岡県藤枝市出身。
大阪芸大教授。
20歳でカトリックに入信。
仏留学中に地中海沿岸を巡った経験から書いた『アポロンの島』が島尾敏雄の推挽により注目を集め、「内向の世代」の代表作家と目された。
堅固で簡潔な文体でもって、自然や人間存在の原形を描き出し、聖書の世界を描く物語やエッセイを数多く手がけた。
日本芸術院会員。
三男の小川光生は、サッカーライター・翻訳家。
経歴=
静岡県志太郡藤枝町長楽寺(現在の藤枝市本町)に小川富士太郎・まきの長男として生まれる。
母まきの弟は竹内壽平。
1933年、青島幼稚園に入園。
1934年、青島小学校に入学。
1938年、肺結核に腹膜炎を併発し入院、入院3ヶ月後に自宅療養となり、1941年に小学校に復学するまで、安静療養状態が続いた。
この自宅療養の時期に相当量の読書をしたことが、その後の小川国夫に影響を与えることになった。
1942年、旧制志太中学校(現・藤枝東高等学校)に入学、学徒勤労動員で用宗海岸にある小柳造船所に通う。
このときの経験は、のちの作品に色濃く投影されることになる。
1946年、旧制静岡高等学校(静岡大学の前身校の1つ)文科乙類に入学。
この頃カトリックの洗礼を受ける。
洗礼名は、アウグスチノ。
1950年東京大学文学部国文科に入学。
1953年、「東海のほとり」を『近 ……
小川国夫さんが誕生してから、96年と336日が経過しました。(35400日)
亡くなってから、16年と227日が経ちました。(6071日)
29329日間 生きました。