沢木耕太郎さわきこうたろう
ノンフィクション作家[日本]
1947年 11月29日 生 (満76歳)
沢木 耕太郎(さわき こうたろう、1947年11月29日 - )は、日本のノンフィクション作家・エッセイスト・小説家・写真家。
人物=
東京都大田区生まれ。
東京都立南高等学校(当時)を経て、横浜国立大学経済学部卒業。
大学時代のゼミの指導教官は、後に神奈川県知事となる長洲一二だった。
大学卒業後は富士銀行(当時)に入行するも、初出社の日に退社した。
出社途中に信号待ちをしているときに退社を決めたという。
その後、ゼミの指導教官だった長洲から「何か書いてみないか」と誘われたのをきっかけに文筆活動を始める。
ルポライターとして1970年(昭和45年)、『防人のブルース』でデビューし、1979年(昭和54年)には演説中に刺殺された日本社会党委員長の浅沼稲次郎と、その犯人である少年の交錯を描いた『テロルの決算』で第10回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。
以後、スポーツや旅などを題材にした多数のノンフィクション作品、小説、エッセーなどを発表している。
名前=
「沢木耕太郎」はペンネームである。
雑誌の取材を受け、「あなたの本名はあらゆる文献を見てもどこにも掲載されていない。
なぜなのか」と問われた沢木は、「ペンネームを使う以上、わざわざ本名を名乗るのなら使う必要がない」と答えている。
実父の没後にその句集を出版した際にも、苗字をつけず「二郎」とファーストネームだけの名義を用いた。
エピソード=
沢木はアメリカで ……
沢木耕太郎さんが誕生してから、76年と358日が経過しました。(28117日)