三上寛みかみかん
歌手、俳優[日本]
1950年 3月20日 生 (満74歳)
三上 寛(みかみ かん、1950年〈昭和25年〉3月20日 - )は、日本のフォークシンガー、俳優、詩人。
青森県北津軽郡小泊村(現・中泊町)出身。
来歴・人物=
代々漁師の家系(ただし父親は役場勤務)に生まれる。
小泊村立小泊小学校(現・中泊町立小泊小学校)時代には、後に現代詩の手解きを受けることになる(アレン・ギンズバーグなどの存在も教わる)泉谷明と出会う。
1960年代から活動した日本のフォークシンガーは、音楽を始めたきっかけとして、ボブ・ディランなどを挙げる人が多いが、三上のギターを弾き始めたきっかけは、小林旭の『渡り鳥シリーズ』だという。
青森県立五所川原高等学校在学中は、生徒会長を務めたことがあり、バンドを組んでザ・タイガースやジャッキー吉川とブルーコメッツなどをカバーしていた。
作詞も高校一年から始め、バンドでは自作のオリジナル曲を演奏したこともあるという。
1967年にはガリ版刷り詩集『白い彫刻』を自費出版。
同郷の詩人寺山修司の眼にとまり、「寛は詩がうまい」と言われたともいう。
高校卒業後、青森県警に採用され警察学校に入学したが、在学中に盗みを働いたと疑われ退学となり(ただしこれは濡れ衣を着せられた冤罪であり、後に真犯人が逮捕されている。
)、1968年秋に詩人になりたい気持ちを秘めながら上京。
初めは片瀬江ノ島駅近くの割烹料亭「角若松」での板前見習いに就くも、岡林信康の「山谷ブルース」 ……
三上寛さんが誕生してから、74年と267日が経過しました。(27296日)