木下亮きのしたりょう
映画監督[日本]
1931年 2月28日 生 (満93歳)
木下 亮(きのした りょう、1931年2月28日 - )は兵庫県神戸市出身の映像監督である。
銀行員であった父親の転勤により、幼少期に日本から大連へと移住した。
その後帰国し、1956年、東宝に助監督として入社、森谷司郎、恩地日出夫などが同期。
豊田四郎・成瀬巳喜男・川島雄三らの助監督に付く。
1964年『男嫌い』で監督に昇進。
1967年からはフリーランスとなる。
テレビドラマでは『太陽にほえろ!』(合計57エピソードを監督)、『俺たちは天使だ!』などを監督。
沖雅也主演の『俺たちは天使だ!』ではメイン監督として、全20話のうち12話を監督し、ヒット作品とした。
その他=
喜劇作品を特に得意としていた、川島雄三の最後の弟子と言える存在である。
川島から大きな影響を受けたことから、喜劇が自らの得意とする分野で、アクションは得意でないとし、『太陽にほえろ!』には、アクションではなく、女性ゲストメインに据えたストーリーを監督するという約束で参加した。
しかしその後は、アクションをメイン据えたストーリーも監督することとなった。
主な作品=
映画=
特急にっぽん (1961、助監督)
箱根山 (1962、助監督)
イチかバチか(1963、助監督)
男嫌い (1964)
肉体の学校 (1965)
飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ (1982)
子象物語 地上に降りた天使 (1986)
テレビドラマ=
嫁ゆかば (1969) (1、2話)
まごころ (1973) (5、9話)
太陽にほえろ! (1974-1986) (94、95、102、103、107、108、202、204、254、255、264、265、275、27 ……
木下亮さんが誕生してから、93年と267日が経過しました。(34235日)