生年月日データベース

千早茜ちはやあかね

作家[日本]

(「しろがねの葉」で直木賞受賞)

1979年 8月2日 生 (満45歳)

千早 茜(ちはや あかね、1979年8月2日 ‐ )は、日本の小説家。
北海道江別市出身。
立命館大学文学部人文総合インスティテュート卒業。
人物= 父(国際協力機構勤務で病理学を専門とする獣医師)の仕事の関係で、小学校1年生から4年生までをアフリカ・ザンビアで過ごす。
ザンビアではアメリカンスクールに通っていた。
小さい頃から本が好きで、北海道大麻高等学校時代は『伊勢物語』全段を自分で現代語訳するほど古典文学に傾倒していた。
大学時代は美術活動も行い、絵に詩を付けた作品を発表したところ詩の評判が良く、映画部の友人から頼まれてストーリーを作り始める。
寺山修司の詩「てがみ」の影響を受けて魚の詩を多く書き、それを小説に起こして完成させた「魚神」がデビュー作となった。
創作を始めたときから「29歳のときに一度だけ文学賞に挑戦しよう」と決めており、大学卒業後は医療事務や美術館など多数のアルバイトを経験。
挑戦をたった一度と決めたのは、自分が小説家に向いているかどうか“判断”するためであり、29歳という年齢は当時好きだった村上春樹の影響であると語っている。
40歳の時に離婚した。
経歴= 2008年、「魚」で第3回ポプラ社小説大賞で最終選考作品に残る。
同作で第21回小説すばる新人賞受賞。
受賞後「魚神」と改題。
2009年、「魚神」で第37回泉鏡花文学賞受賞。
2013年、「あとかた」で第20回島清恋愛文学賞受賞、第150回直木 ……

千早茜さんが誕生してから、45年と112日が経過しました。(16548日)