山口文憲やまぐちふみのり
フリーライター[日本]
1947年 5月1日 生 (満77歳)
山口 文憲(やまぐち ふみのり、1947年5月1日 - )は、日本のノンフィクション作家・エッセイスト。
親しい知人には「ブンケン」「ブンケンさん」と呼ばれる。
来歴・人物=
静岡県浜松市生まれ。
父の山口文太郎は静岡大学名誉教授で、戦中は浜松高等工業学校で化学を教えていた。
その父から「文化国家・平和憲法」から「文憲(ふみのり)」と名付けられた。
静岡大学教育学部附属浜松小学校、中学校を経て、静岡県立浜松北高等学校を卒業。
東京芸術大学器楽科(トランペット専攻)を受験するが、不合格。
高校卒業後、1966年に、東京に上京して予備校に通うが、受験に失敗し、浪人生活がつづく。
1967年、トランペットのレッスンの帰りに、「ベトナムに平和を!市民連合」(ベ平連)の事務所を覗いてみたところ、後にノンフィクション作家となる吉岡忍から「ベ平連ニュース」を封筒に詰める作業を頼まれ、そのままベ平連に入会。
ベ平連の活動で、鶴見俊輔、小田実、武藤一羊、鶴見良行、室謙二らを知る。
同1967年、20歳にして「朝日ジャーナル」に寄稿し、ライターとなる。
1968年、「3浪」の時代に、予備校に新たに浪人生として入ってきた亀和田武に出会う。
亀和田によると、このころの山口は、話がうまく、20歳そこそこの若造の話に、30代、40代の大人が笑いころげるというほどの、話芸の天才であった。
一方で、他人から話を引き出すのも、非常にうまかった。
ベ平 ……
山口文憲さんが誕生してから、77年と206日が経過しました。(28330日)