木田勇きだいさむ
元プロ野球選手[日本]
1954年 6月7日 生 (満70歳)
木田 勇(きだ いさむ、1954年6月7日 - )は、神奈川県横浜市旭区出身の元プロ野球選手(投手)・監督。
左投左打。
史上初の新人王とMVPの同時受賞者(他には野茂英雄〈1990年〉・村上頌樹〈2023年〉のみ)。
経歴=
横浜一商高(現・横浜商科大学高等学校)では1972年夏の選手権県大会で準決勝に進出するが、秦野高に延長11回の熱戦の末に敗退。
社会人野球の日本鋼管に進み、1977年の都市対抗2回戦で電電北海道を相手にリリーフながら初登板、敗れたものの好投を見せる。
1978年の同大会はエースに成長、3試合連続で完投勝利、準決勝ではリリーフに回るが本田技研鈴鹿を降す。
決勝では東芝の黒紙義弘と投げ合うが0-4で完封負け。
準優勝にとどまるが同大会の久慈賞を獲得した。
同年の第25回アマチュア野球世界選手権日本代表にも選出される。
同年のドラフト会議では、大洋、広島、阪急の3球団が1位指名。
抽選の結果、広島が交渉権を獲得したがこれを拒否。
一般には大洋入りを強く希望したためと報じられているが実際は在京セ・リーグであればどの球団でも応じるつもりであった。
その理由として父親が胃癌、母親が胆石を患っており「長男として両親の面倒をしっかり見なくてはならない」という思いがあったからだという。
両親からは「おまえの希望する道に行っていいんだよ」との言葉を貰っており、本人もドラフト1位指名を名誉には思ったが先述の理由でどうしても横浜を ……
木田勇さんが誕生してから、70年と183日が経過しました。(25751日)