李昌鎬I Chang-Ho
囲碁棋士[韓国]
1975年 7月29日 生 (満49歳)
李昌鎬(イ・チャンホ、이창호、1975年7月29日 - )は、韓国の囲碁棋士。
全羅北道全州市出身、韓国棋院所属、曺薫鉉門下、九段。
わずか16歳で世界戦優勝。
その後世界歴代1位の世界棋戦優勝21回、国内棋戦優勝140回を数え、1990年代から2000年代の世界最強棋士と称される。
プロ囲碁全体の歴史でも呉清源などと共に歴代最高の棋士とよく言及される。
棋風=
序盤から中盤にかけて手厚く打ち、ヨセ勝負に持ち込む堅実なスタイル。
ヨセに関しては「神算」と呼ばれるほど正確無比。
また、無表情かつ寡黙な性格でも知られ、「石仏」というニックネームもある。
経歴=
1975年全羅北道の全州で三兄弟の次男に生まれる。
本貫は慶州李氏。
両親は子供がやりたいことを自由にさせる人で、幼稚園の頃は弟とゲームセンターでよく遊んでいた。
5歳頃のある日、祖父が友達と打っているのを見たのが碁と出会いで、アルカギや五目並べで遊んだ後、囲碁を学び夢中になっていった。
それを見た祖父は地元の碁会所に昌鎬を連れて回って行った。
祖父の教育法は独特で特定の講座やプロ棋士から学ぶのでなく、碁を打てる人であれば棋力の高低に関係なく誰とでも打たせる方針だった。
囲碁を打つ子どもがめったにいない時代だったのですぐに昌鎬は全州の名物になる。
その後碁会所の院長や全国のアマ高段者に指導を受け、中でも全国大会優勝の前歴を持つ李廷玉には千回を超える指導を受けた ……
李昌鎬さんが誕生してから、49年と116日が経過しました。(18013日)