依田紀基よだのりもと
囲碁棋士[日本]
1966年 2月11日 生 (満58歳)
依田 紀基(よだ のりもと、1966年2月11日 - )は、日本棋院に所属する囲碁棋士。
九段。
北海道美唄市生まれ、岩見沢市育ち。
安藤武夫七段門下。
名人4期、碁聖6期、十段2期、NHK杯優勝5回、第1回三星火災杯世界オープン戦優勝など、タイトル獲得数36で囲碁棋士の獲得タイトル数ランキング歴代8位。
捨て石の名手とされ、また、その人柄から「最後の無頼派」「囲碁界最後の無頼派」などとも呼ばれる。
左利きだが、石を打つのは右手。
原幸子との間に3人の子供がおり、次男の依田大空も囲碁棋士。
門下に藤村洋輔四段。
経歴=
北海道美唄市に生まれ、幼い頃は美唄ののどかな自然の中で虫や魚を捕ったりして遊びまわる少年であったという。
小学4年生の時父親の転勤に伴い隣町の岩見沢市に引っ越し、その年の夏に父の勧誘を受けて囲碁を始めた。
9歳で囲碁を始めるのはプロになるにはかなり遅いほうであったが、その後は囲碁にのめり込んで近所の碁会所に通いつめ、囲碁を始めて半年でアマ四段ほどの棋力を持つ父と同程度の棋力にまで上達。
1年経つ頃にはアマ五・六段といった高段者とも互角に対局できるようになった。
一方で学業には全く興味を示さなかった依田は、自然とプロ入りの道を意識するようになる。
1976年11月、日本棋院の院生となるため、小学5年生で単身東京に渡る。
上京後半年ほどの間は叔父の家に住んでいたが、その後院生の世話役を務める人物の協力も ……
依田紀基さんが誕生してから、58年と285日が経過しました。(21470日)