小松英樹こまつひでき
囲碁棋士[日本]
1967年 3月4日 生 (満57歳)
小松 英樹(こまつ ひでき、1967年(昭和42年)3月4日 - )は、日本の囲碁棋士。
愛知県出身、日本棋院東京本院所属、安永一に師事、九段。
NECカップ囲碁トーナメント戦優勝、新人王戦2回優勝など。
師の安永の研究した中国流布石に詳しい。
夫人は小松英子四段、小松大樹四段は実子。
経歴=
福井県敦賀市に生まれ、父の転勤で愛知県に移る。
6歳で父から囲碁を学び、1978年に日本棋院中部総本部の院生となり、1979年に神奈川県に移って東京本院に転属。
1981年、初段。
1985年に二宮英子初段と結婚。
同年五段昇段。
1988年、新人王戦決勝で鳴沢泰一を2-0で破って優勝。
同年、29勝8敗の成績で、棋道賞新人賞受賞。
1990年第46期本因坊戦で初のリーグ入り。
1992年、棋聖戦最高棋士決定戦ベスト4、43勝20敗の成績で、棋道賞優秀棋士賞、最多勝利賞、最多対局賞を受賞。
1994年にはNECカップ囲碁トーナメント戦決勝で趙治勲を破り、一般棋戦初優勝。
1995年九段昇段。
日中スーパー囲碁では、第6-9回に出場、第8回には陳臨新、馬暁春を破った。
1989年には韓国の東洋証券杯戦に招待で出場、2回戦進出。
1993年第49期本因坊リーグの林海峰戦で、公式戦史上初の長生による無勝負を記録。
2005年から院生師範。
2014年10月9日、通算800勝達成(800勝418敗3持碁1無勝負)。
英子夫人と囲碁教室「棋英会」を主催。
『碁ワールド』誌2004年7月-2005年12月号連載「碁ワールド・ハイパー検討室」 ……
小松英樹さんが誕生してから、57年と263日が経過しました。(21082日)