柳時熏Ryu Si-Hun
囲碁棋士[韓国]
1971年 12月8日 生 (満52歳)
柳 時熏(りゅう しくん、류시훈または유시훈、ユ・シフン、1971年12月8日 - )は、囲碁の棋士。
韓国ソウル市出身、日本棋院所属、九段、大枝雄介九段門下。
天元戦4期、王座戦1期、棋聖戦挑戦など。
棋風は全局的に手厚く、スケールの大きな攻めと柔軟性が特長。
名前は日本では日本語読みで呼ばれている。
経歴=
柳成龍の末裔の一族に生まれ、本貫は豊山柳氏。
碁好きの両親の影響で小学5年で囲碁を始める。
6年生の時に韓国少年大会で優勝。
一時囲碁から遠ざかるが、中学1年で第1回世界青少年囲碁選手権大会に出場して4位。
14歳で韓国棋院の研究生となり、同時期に研究生となった李昌鎬とともに田英善六段門下となる。
1986年に尹奇鉉の紹介で来日して大枝門下となり、日本棋院院生となる。
1988年入段。
1990年に24連勝を含む42勝6敗の成績で棋道賞新人賞を受賞し、若手の中で頭角を現す。
1991年に兵役免除となり、91、92年に棋聖戦四段戦で連続優勝、1992年には最高棋士決定戦に最年少で出場。
同年、新鋭トーナメント戦で棋戦初優勝。
1994年六段で天元戦挑戦者となり、「心の底から尊敬する」という林海峰天元との五番勝負では、23歳の誕生日である12月8日の4局目に勝って3-1とし、天元位を獲得。
史上最年少で天元となる。
また入段から6年8ヶ月での七大タイトル獲得は史上最短記録となった。
以後3連覇する。
1995年にかつてのライバル李昌鎬との特別三番碁を行い、 ……
柳時熏さんが誕生してから、52年と350日が経過しました。(19343日)