村松友視むらまつともみ
作家[日本]
1940年 4月10日 生 (満84歳)
村松 友視(むらまつ ともみ、1940年〈昭和15年〉4月10日 - )は、日本の作家、元編集者、エッセイスト。
来歴=
東京市渋谷区千駄ヶ谷で生まれ、4歳から静岡県富士宮市、周智郡森町で、終戦後は清水市(現・静岡市清水区)で育つ。
祖父は作家の村松梢風。
父・村松友吾は中央公論社の編集者。
母も中央公論社に勤務。
父方のおじに脚本家の村松道平、教育評論家の村松喬、中国文学者の村松暎(慶應義塾大学文学部教授)がいる。
父・友吾は中央公論社を退社した後、妻とともに上海に移住し「上海毎日新聞」の記者となっていたが、友視の生まれる前に腸チフスで他界。
祖父梢風は若い未亡人の将来を案じて再婚を薦め、生まれた友視を梢風自身の五男として入籍する。
だが梢風は戦後疎開先から戻ると鎌倉で愛人と暮らし、友視は清水で祖母(梢風の妻)一人に育てられる。
少年時代から熱狂的なプロレスファンとして育つ。
静岡県立静岡高等学校を経て、1963年慶應義塾大学文学部哲学科を卒業。
大学時代はテレビ局でアルバイトをしていたため、そのままテレビ局に入社するつもりでいたが、入社試験に失敗。
その後、何社ものマスコミを受験するが合格せず、祖父、父の縁がある中央公論社の社長嶋中鵬二に依頼して、既に締め切っていた中央公論社の試験を受けて入社。
入社後は『小説中央公論』『婦人公論』の編集者として働く。
『婦人公論』時代にはベトナム戦争下のサ ……
村松友視さんが誕生してから、84年と225日が経過しました。(30906日)