吉田日出子よしだひでこ
女優[日本]
1944年 1月7日 生 (満80歳)
吉田 日出子(よしだ ひでこ、本名:平松日出子、1944年1月7日 - )は、石川県出身の女優。
来歴・人物=
石川県金沢市生まれ。
日出子の祖父である平松福三郎(弁護士)には11人の子がいて、娘の1人は芥川龍之介の秘書だった平松麻素子。
麻素子の弟にあたる日出子の父・豊彦は1928年に東京美術学校(現・東京芸術大学)彫刻科を卒業しフランス留学、彫刻家を目指すが徴兵を受け、石川県金沢に駐屯、身重の母親が臨月近くに金沢に来て次女・日出子が生まれる。
生後1ヶ月で父は出征、母子は新潟県に疎開した。
豊彦は1944年にフィリピン・レイテ島で戦死。
1947年、医師だった母は娘二人を連れて東京に戻り、赤羽で医院を開業した。
母はその後再婚。
一女をもうける。
日出子は三姉妹の真ん中(長女は精神科医、三女は建築デザイナーである)。
東京都立北園高等学校卒業後、俳優座養成所に入る。
後に劇団文学座の研究生となる。
文芸座退団後、串田和美と1966年に自由劇場を立ち上げた。
1967年、「あたしのビートルズ」「赤目」で紀伊國屋演劇賞受賞。
1976年には「盟三五大切」「天守物語」で紀伊國屋演劇賞受賞。
1979年の『上海バンスキング』が好評を得て、15年間の長期公演となった。
1986年に「ドタ靴はいた青空ブギー」で菊田一夫演劇賞を受賞。
1989年の『社葬』にて第14回報知映画賞最優秀助演女優賞・日本アカデミー助演女優賞を受賞。
1996年2月「黄昏のボ ……
吉田日出子さんが誕生してから、80年と319日が経過しました。(29539日)