阿部詩あべうた
女子柔道選手[日本]
2000年 7月14日 生 (満24歳)
阿部 詩(あべ うた、2000年〈平成12年〉7月14日 - )は、兵庫県神戸市出身の日本の女子柔道家。
階級は52kg級。
身長158cm。
握力は右48kg、左46kg。
血液型はB型。
段位は四段。
組み手は右組み。
得意技は内股、袖釣込腰。
夙川学院中学校・高等学校(現在の夙川中学校・高等学校)、日本体育大学を卒業した。
兄が二人おり、次兄は66kg級の阿部一二三。
2018年の世界選手権では兄妹同時に世界チャンピオンとなり、2021年開催の東京オリンピックでは同日に兄妹で金メダルを獲得した。
経歴
小学生時代
三人兄妹の末っ子。
柔道は5歳の時に兄2人に続いて兵庫少年こだま会で始めた。
最初は兄の付き添いで見学していただけだったが、練習風景が楽しそうに思えて、女の子だからピアノでも習った方がいいと考えていた父親の反対を押し切った。
なお、この当時は水泳やピアノも習っていたが、そのうち柔道に専念するようになった。
兄の一二三によれば、妹は非常に熱心で妹の方が強くなると道場の関係者に期待されていたという。
一方、小学生時代はそれほど本格的に練習に取り組むことはしていなかったとも言われている。
小学校4年の時からは兄と一緒に夙川学院中学校・高等学校の柔道部監督を務める松本純一郎の指導も受けることになったが、車から出てこなかったり、道場の入り口付近の壁にへばり付いて駄々をこねまくるなど頻繁に練習を嫌がっていた。
柔道に積極的に ……
阿部詩さんが誕生してから、24年と130日が経過しました。(8896日)