阿部一二三あべひふみ
柔道家[日本]
1997年 8月9日 生 (満27歳)
阿部 一二三(あべ ひふみ、1997年〈平成9年〉8月9日 - )は、日本の柔道家。
兵庫県神戸市出身。
階級は66kg級。
身長167cm。
組み手は右組み。
得意技は背負投、袖釣込腰。
兄が一人おり、3歳年下の妹である阿部詩も52kg級で活躍している。
2018年の世界選手権では兄妹同時に世界チャンピオンとなり、2021年開催の東京オリンピックでも同日に兄妹で金メダルを獲得した。
経歴=
小学生時代=
6歳の時にテレビで柔道を見て「かっこいい」と思ったことがきっかけで、兵庫少年こだま会において柔道を始めた。
最初のうちは練習に行きたくないと壁にへばり付いて駄々をこねるなどよく怖がって泣いていたことから、2歳年上の兄も一緒に道場へ付き添っていたものの、そのうち泣かなくなると兄は辞めていった。
妹の詩によると、長兄は3人兄弟の中でもっとも柔道センスがあると言われていたが、中学入学後は水球の道へ進んだ。
神戸市立和田岬小学校2年の時に同学年の女子選手の鍋倉那美に投げられて負けたのが悔しくて、消防士の父親と本格的なトレーニングに取り組むようになった。
近所の公園で重さ3kgのメディシンボールを横や後ろに投げて体幹を鍛えるなどすると、技の切れも増していったという。
それでも鍋倉に勝てず悔し涙を流していたこともあって、鍋倉に勝利するために信川厚が柔道部の監督を務める神港学園神港高校へも出稽古に赴くことになった。
また、小学校5年の時に ……
阿部一二三さんが誕生してから、27年と104日が経過しました。(9966日)