今上天皇きんじょうてんのう
第126代天皇[日本]
1960年 2月23日 生 (満64歳)
今上天皇(きんじょうてんのう)は、その時々における在位中の日本の天皇を指す語。
「今」の「上(上様)」の意をもって呼ばれる「今上(きんじょう)」はそれだけでその時代における皇帝や天皇を指す語として成立したが、「天皇」と繋げれば日本独自の名称となる。
「陛下(へいか)」と繋げて「今上陛下」と呼ぶ例は、大正時代から確認できる。
「今(現在)」とは、その時間に属する人が基準とする時の一点であり、どの時間に属する人かで「今上天皇」にあたる人物も異なる。
存命中から「(個人名)n世」と固有名で呼ばれる諸外国の君主、また教皇との最大の違いである。
令和の時代(2019年5月1日 - )に「今上天皇」と称される人物は、第126代天皇徳仁(なるひと)。
当代の天皇の呼称=
『天子摂関御影』における「今上」の用例/「康安二(康安2年)」と添え書きされたこの肖像は、北朝第4代の、後光厳天皇に比定されている。
日本語では古くは「きんしょう」とも読んだ「今上(きんじょう、こんじょう)」という語は、古代中国の『史記』秦始皇本紀に「今上知天下(...略...)」と記述の見える漢語である。
また、古代の日本ではこの熟字に大和言葉で「いまのうへ」(現代読みで『いまのうえ』)の読みも当てたともされる。
これには、先にあった大和言葉「いまのうへ」に漢字を当てて「今上」という熟字を造ったと唱える研究者があって、しかし今では、漢意(からご ……
今上天皇さんが誕生してから、64年と272日が経過しました。(23648日)