児玉孝一こだまこういち
将棋棋士[日本]
1951年 2月21日 生 (満73歳)
児玉 孝一(こだま こういち、1951年2月21日 - )は、将棋棋士。
2011年、引退。
岡崎史明八段門下。
棋士番号は141。
福岡県北九州市出身。
棋歴=
玉の囲いを放棄し、左右の銀を中央に繰り出して攻勢をとる「カニカニ銀」の創案者。
この戦法の独創性・優秀性が高く評価され、2003年将棋大賞の升田幸三賞を受賞。
「カニカニ銀」と命名したのは森信雄である。
森内俊之も実戦(1992年11月20日)で採用して勝ったことがある。
父から教わって将棋を覚えたのは12歳のときであり、将棋を(本格的に)始めたのは高校1年生のときである。
福岡県立八幡中央高等学校卒業。
北九州アマ王位戦でA級2位となった後、1968年、第4回高校選手権で団体優勝。
1968年、アマ名人戦に福岡県代表で出場し、ベスト4。
福岡大学を中退し、1971年10月、岡崎門下で奨励会に3級で入会(関西)。
このときすでに二十歳であった。
入会後、1級昇級後に2級降級があったり、三段時代が4年弱あるなど苦労したが、1980年1月に28歳で四段昇段を果たす(プロ入り)。
なお、1978年に奨励会棋戦の第1回「若駒戦」で優勝している(準決勝の相手は福崎文吾、決勝三番勝負の相手は泉正樹)。
プロ入りした後、年度が明ける前に早速第14回(1980年度)早指し将棋選手権で予選を突破。
本戦では2回戦で田中寅彦を破るが、3回戦で米長邦雄(この回に優勝)に敗れる。
また、第4回(1981年)若獅子戦で準優勝。
第14回(19 ……
児玉孝一さんが誕生してから、73年と274日が経過しました。(26937日)