森信雄もりのぶお
将棋棋士[日本]
1952年 2月10日 生 (満72歳)
森 信雄(もり のぶお、1952年2月10日 - )は、将棋棋士。
棋士番号126。
2017年5月16日に引退。
愛媛県伊予三島市(現・四国中央市)出身。
南口繁一九段門下。
愛媛県立三島高等学校卒業。
棋歴=
プロ入りまで=
3兄弟の末っ子で、飲んだくれの父親は幼少時に蒸発。
母は土方仕事で3人の子を女手一つで育てたが、極貧の生活であった。
小柄でいじめの標的にされていた森だが、小学5年で将棋を覚えて急速に上達し、伊予三島市に一軒だけあった将棋道場に通い、愛媛県立三島高等学校を卒業する頃にはアマ二段になっていた。
高校を卒業して兵庫県伊丹市の帝国化成の工場に勤め、余暇には、のちに師匠となる南口繁一・九段が開いていた「南口将棋教室」に通った。
1971年、同じ教室に奨励会を受験する者がおり、19歳の森はそれにつられて奨励会受験を思い立ち、南口に相談した。
南口は、それなら師匠になってやるから受けてみろ、という素っ気ない態度で、勧めも止めもしなかったという。
当時の森はアマ二段から三段の棋力だったが、19歳での受験のため、年齢制限により3級で受験した。
試験結果が振るわず、不合格と考えていた森に、4級での合格が通知された。
当時は日本将棋連盟関西本部の奨励会員が少なく、記録係の確保に苦労しており、奨励会を受験する者はよほどのことがない限り合格とされていたという。
関西奨励会員となった森は工場勤めを辞め、将棋に理解のあ ……
森信雄さんが誕生してから、72年と285日が経過しました。(26583日)