山本おさむやまもとおさむ
漫画家[日本]
1954年 2月16日 生 (満70歳)
山本 おさむ(やまもと おさむ)は、日本の漫画家。
血液型はA型。
長崎県立大村工業高校卒業。
妻(後に死別)は同業者の久木田律子。
来歴=
母子家庭に育ち、1973年に高校卒業後に上京して、運送助手などをしながら漫画修業した。
1976年から巴里夫のアシスタントを数年間つとめて、その他に尾瀬あきらのアシスタントもつとめながら、作品を幾多かの出版社に持ち込むが、すべて断られて、唯一『漫画アクション』(双葉社)のみ認められて、本名の山本 収名義で1980年にデビューした。
その後『ぼくたちの疾走』などの青春漫画路線から、『遥かなる甲子園』以降、『漫画アクション』の編集長に掛け合った末に聴覚障害者などを取り上げた作品を多く描くようになる。
こうしたテーマへの取り組みの意図は、エッセイ『どんぐりの家のスケッチ - 漫画で障害者を描く』(1998年刊行)で読むことができる。
『遥かなる甲子園』では聾学校の野球部の子供たちを、『わが指のオーケストラ』では日本のろう教育の歴史を描き、障害児教育へ一石を投じたものとして反響を呼んだ。
聾学校での重複障害の子供たちを描いた。
『どんぐりの家』は第24回(1995年度)日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した。
同作品は1997年に映画化され、社会的にも話題になった。
映画化にあたり、自ら脚本の執筆、総監督を行った。
第1回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した。
夭折した ……
山本おさむさんが誕生してから、70年と278日が経過しました。(25846日)