白石加代子しらいしかよこ
女優[日本]
1941年 12月9日 生 (満82歳)
白石 加代子(しらいし かよこ、1941年12月9日 - )は、日本の女優。
株式会社スタジオオーデュボン所属。
夫は早稲田小劇場に所属していた深尾誼(ふかお よしみ)。
東京市麻布区(現・東京都港区)東麻布出身。
日本芸術院会員。
来歴・人物=
父・仁志郎(にしろう)、母・フサの長女として生まれる。
父は逓信省の役人で、静岡県河津浜電話中継所の所長を務めていた。
5歳の頃、結核で父親を亡くし、家計が常に苦しくなる。
小学生の時、学校にやって来た児童劇団の芝居を見て、すでに舞台の世界に魅力を感じ始めていたが「弟が就職するまでは長女として家計を支えなければならない」という責任感から、麹町学園女子高等学校卒業後は東京の港区役所に就職。
弟の就職が決まった1967年の春、同区役所税務課を退職して、早稲田小劇場(現・SCOT)へ入団。
1970年、『劇的なるものをめぐってII』(演出:鈴木忠志)の主演で「狂気女優」と評判になり、以後、同劇団の看板女優となる。
1989年、SCOTを退団して独立。
株式会社スタジオオーデュボンに所属。
映画では市川崑や大林宣彦に重用されていた。
主な出演作品=
舞台=
エディプス王 (ストラヴィンスキー)(ジュリー・テイモア演出)
早稲田小劇場(SCOT)公演
少女仮面
劇的なるものをめぐってII
トロイアの女 など
メアリー・スチュアート(宮本亜門演出)
女たちの十二夜(鵜山仁演出)
ゴドーを待ちながら(鴻上尚史演 ……
白石加代子さんが誕生してから、82年と347日が経過しました。(30298日)