小原乃梨子おはらのりこ
声優、ナレーター[日本]
1935年 10月2日 生
2024年 7月12日 死去享年90歳
小原 乃梨子(おはら のりこ、1935年〈昭和10年〉10月2日 - 2024年〈令和6年〉7月12日)は、日本の声優、女優、ナレーター、朗読家。
夫は演出家の戸部信一。
息子はアニメーターの戸部敦夫。
東京府東京市豊島区池袋(現:東京都豊島区池袋)出身。
81プロデュース最終所属。
経歴
生い立ち
弁護士の小原栄次(鹿児島県士族)の次女として生まれる。
父・栄次は明治生まれのハイカラで舶来が好きで、舶来のスーツを着こなし、ベッドに寝て、舶来のオーデコロンを愛用してふりかけていた。
また父は芸が好きで、端唄や小唄をうなり、寄席通いが好きで、六法全書の隣に落語全集がおいてあった。
父に連れられて柳橋に行き、色々な芸事にも触れてきたという。
3人姉妹で、父は姉に花柳流、小原に藤間流、妹に坂東流を習わせ、同じ曲を3人一緒に踊らせて見るのを楽しむ超粋人だった。
父は戦時中の時点では父兄会の会長をしていた[17]。
母はカトリック教徒で、敬虔なクリスチャンだった。
毎週日曜日には家族揃って教会に出かけ、小原も礼拝を欠かさなかったという。
中学3年生か高校1年生位の頃、日曜学校に行き、クリスマスの聖誕劇の時はオルガンを弾いて子供たちに聞かせたり、青年部の人物のためにトルストイの『人は何のために生きるのか』を脚色したりしていた[18]。
父から日本の、母から洋風の文化を受け継いだという感じであったという。
兄、姉、妹がい ……
小原乃梨子さんが誕生してから、89年と51日が経過しました。(32558日)
亡くなってから、132日が経ちました。
32426日間 生きました。