小林千寿こばやしちず
囲碁棋士[日本]
1954年 9月28日 生 (満70歳)
小林 千寿(こばやし ちず、1954年(昭和29年)9月28日 - )は、囲碁の棋士。
日本棋院所属、木谷実九段門下、六段。
日本棋院常務理事(2010年6月 - 2012年6月、2016年6月 - 現在)。
日本将棋連盟非常勤理事(2011年5月〜)。
女流選手権戦優勝3連覇、女流鶴聖戦優勝3回など。
海外囲碁普及活動を積極的に行っている。
小林四姉弟の長子で、孝之準棋士、健二七段、覚九段は弟。
娘あり。
経歴=
長野県松本市に生まれる。
4歳で父から囲碁を習う。
同時にピアノ、合気道、書道も習ったが、父の熱意で囲碁だけが続けられた。
6歳で木谷実の内弟子となる。
入門時に「呉清源先生を負かすまでは松本に帰ってきません」と言ったという。
しかし両親の心配により、2年後に松本に帰郷し、その後3年間は3人の弟とともに自宅で囲碁を続ける。
1966年に全日本女流アマチュア囲碁選手権大会で4位になって、木谷から再入門促す手紙を受け取り、両親とともに上京して、4姉弟は木谷門下となって日本棋院院生となる。
当初は土曜木谷会で指導を受けていたが、翌年から内弟子となり、4人で一部屋をあてがわれた。
その2年後にはまた通い弟子となる。
1972年に入段、4姉弟では最初の入段となった。
1975年三段時に女流選手権戦で挑戦者となり本田幸子に1-2で敗退するが、1976年には2-1で勝って初の女流選手権者となる。
以後3連覇するが、1979年に小川誠子にタイトルを奪われる。
1978年五段。
198 ……
小林千寿さんが誕生してから、70年と55日が経過しました。(25623日)