西尾幹二にしおかんじ
評論家、ドイツ文学者[日本]
1935年 7月20日 生
2024年 11月1日 死去老衰享年90歳
西尾 幹二(にしお かんじ、1935年(昭和10年)7月20日 - 2024年(令和6年)11月1日)は、日本のドイツ文学者、評論家。
ニーチェの研究で知られる。
学位は文学博士(東京大学)。
電気通信大学名誉教授。
新しい歴史教科書をつくる会名誉会長。
略歴=
東京府に生まれる。
東京都立小石川高等学校を経て、1958年(昭和33年)東京大学文学部独文科卒。
1961年(昭和36年)同大学院修士課程を修了。
指導教官は手塚富雄であった。
1961年静岡大学人文学部講師、1964年電気通信大学助教授、1975年教授。
1979年に「初期のニーチェ」により東京大学より文学博士の学位を授与された。
電通大助教授時代の1965年に「私の『戦後』観」で『自由』新人賞を、1994年正論大賞をそれぞれ受賞。
1999年電通大を定年退官、名誉教授。
2015年春、瑞宝中綬章受勲。
2024年11月1日、老衰で東京都の病院で死去。
89歳没。
文化人としての軌跡=
論壇・文壇への登場=
「ニイチェと学問」(静岡大学『人文論集』13号)、「ニイチェの言語観 ―― 初期の作品をめぐって」(『ドイツ文学』28号)、「論争と言語 ――ニイチェをめぐって」(『Neue Stimme』創刊号)により、1963年(昭和38年)第3回ドイツ語学文学振興会賞を受賞。
また、1965年(昭和40年)には論文「私の『戦後』観」(『自由』1965年2月号)にて雑誌『自由』の新人賞を受賞。
1965年から67年(昭和40年から42年)にかけ、ミュンヘン大学近代文学科のヘ ……
西尾幹二さんが誕生してから、89年と138日が経過しました。(32645日)
亡くなってから、33日が経ちました。
32612日間 生きました。