米澤穂信よねざわほのぶ
作家[日本]
1978年 生
米澤 穂信(よねざわ ほのぶ、男性、1978年 - )は、日本の小説家。
岐阜県出身。
岐阜県立斐太高等学校、金沢大学文学部卒業。
来歴=
物心ついた頃から漠然と作家業を志すようになる。
11歳でハーバート・ジョージ・ウェルズ『宇宙戦争』の続篇という形で二次創作を書き、中学2年生あたりからオリジナルの小説を書き始めた。
金沢大学文学部の2年生から、ウェブサイトでネット小説サイト「汎夢殿」(はんむでん)を運営し、作品を発表し始める(デビューが決まった後「汎夢殿」は一旦閉鎖され、これらの作品は現在読むことが出来ない)。
様々な種類のエンターテイメント作品を書いていたが、大学時代に北村薫の『空飛ぶ馬』、『六の宮の姫君』(東京創元社、1992年)を読み衝撃を受け、ミステリーへの方向性を決める。
大学卒業後は、「2年間だけ小説の夢にチャレンジしたい」と両親を説得して、岐阜県高山市で書店員をしながら執筆を続ける。
そして2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞してデビュー。
『氷菓』は「汎夢殿」で発表した作品の中で反響が大きかったのを受けて応募を決めた。
この賞に応募した理由として、ライトノベルとミステリーの組合せに未来を感じたことと、また別の賞の締切りに遅れてしまったこと、の2つを挙げている。
そして〈古典部〉シリーズである『氷菓』が、角川スニーカー文庫内に新たに立てら ……