生年月日データベース

上羽秀うえばひで

元 祇園芸妓、銀座マダム[日本]

1923年 1月15日

2012年 10月1日 死去急性呼吸器不全享年90歳

上羽 秀(うえば ひで、1923年(大正12年)1月15日 - 2012年(平成24年)10月1日)は、川口松太郎の小説『夜の蝶』、および同名の映画のモデルとなった人物である。
おそめという通り名で知られ、京都と銀座に店を構えて飛行機で度々往復する生活を送っていたことから「空飛ぶマダム」と呼ばれた。
生涯= 出生= 高瀬川の三条大橋近くで浪速組という炭問屋を営んでいた角田元義、よしゑの長女として生まれた。
浪速組は池田屋事件で知られる場所の真向かいにあたり、商才のあった祖父元三郎が一代で築き上げた店であった。
秀という名は家長の元三郎によって、祖先の佐々木巖秀にちなんで名付けられた。
元三郎は気性が荒かったが、秀だけは目に入れても痛くないほどに溺愛した。
後年、秀は芸妓になり、バーのマダムになって多くの客を魅了するが、「気難しい客が秀だけにはやさしかった。
」という多くの証言を得ている。
他の人間では勤まらない男客を上手に相手し、好かれ、贔屓に与かる。
その萌芽はすでに生まれた時から備わっていたことを物語っている。
秀は家族の寵愛を受けつつすくすくと成長し、幼少時より女優か舞妓になりたいと語っていたという。
しかしある日、元義の不在を狙い、元三郎がよしゑに襲いかかるという事件が発生する。
元三郎が元義とよしゑに謝罪し事無きを得たかに見えたが、この日を境に家族間に亀裂が入り、家長であった元三郎は恥をかかされ ……

上羽秀さんが誕生してから、101年と311日が経過しました。(37201日)
亡くなってから、12年と51日が経ちました。(4434日)
32767日間 生きました。

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