蛸島彰子たこじまあきこ
将棋棋士[日本]
1946年 3月19日 生 (満78歳)
蛸島 彰子(たこじま あきこ、1946年3月19日 - )は、日本将棋連盟所属を経て現在日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属の将棋の女流棋士。
日本将棋連盟所属時の女流棋士番号は1、LPSA番号は1。
女流棋士一期生6人のうちの一人。
東京都杉並区出身。
2018年引退。
棋歴
奨励会・レッスンプロ時代
小学生の頃、そそっかしい性格を見かね、将棋をやれば落ち着きが出るのではと父親に将棋を教えられる。
その後、実力をつけていき、それを評価した父の旧知であった金易二郎の勧めにより、1961年、15歳の時に初等科から編入されて奨励会に7級で入会した。
史上初の女子奨励会員であった。
蛸島には、男子奨励会員より緩やかな「指し分け(5勝5敗)で昇級・昇段」という特例措置が適用された。
当時唯一の女子奨励会員であったが、しかし特例での昇段ということもあり棋力の差は如何ともしがたく、他の奨励会員の間では「蛸ちゃんに負けたら丸坊主・罰金」という合言葉が広まったり、中には蛸島に負けて奨励会を退会する者まで出たという。
森雞二は、1級から初段への昇段が決まる一局で蛸島(当時は1級。
森は蛸島と奨励会で対局した経験があったが全勝していた)に敗れ、自らを戒めるために剃髪した。
なお森は「蛸ちゃんに負けたら丸坊主・罰金」という合言葉は聞いたことがない、と述べている。
蛸島は最終的に初段まで昇段したが、1966年に結婚を機に奨励会を退会した。
その後、 ……
蛸島彰子さんが誕生してから、78年と247日が経過しました。(28737日)