白石かずこしらいしかずこ
詩人[日本]
1931年 2月27日 生
2024年 6月14日 死去心不全享年94歳
白石 かずこ(しらいし かずこ、1931年2月27日 - 2024年6月14日)は、日本の詩人、翻訳家。
本名 菱沼嘉壽子〈ひしぬま・かずこ〉。
妹に白石奈緒美(女優・料理研究家)がいる。
来歴=
カナダのバンクーバーに生まれる。
伯父の小原克己は「満州公論」などの雑誌編集長をしており、井伏鱒二や林芙美子らといった作家と深い交流があった。
7歳で帰国し、10代から詩を書き始め、北園克衛らの「VOU」に所属。
早稲田大学第一文学部在学中の1951年、20歳で詩集『卵のふる街』を上梓。
一時期、映画監督の篠田正浩と結婚していた。
1960年に『虎の遊戯』で復活し、1970年、『聖なる淫者の季節』でH氏賞、1978年、『一艘のカヌー、未来へ戻る』で無限賞、1982年、『砂族』で藤村記念歴程賞、1997年、『現れるものたちをして』で高見順賞、読売文学賞(詩歌部門)、1998年、紫綬褒章、2003年、『浮遊する母、都市』で晩翠賞受賞。
2009年『詩の風景、詩人の肖像』で二度目の読売文学賞(随筆・紀行部門)受賞。
2010年、セルビアの「スメデレボの金の鍵賞」受賞。
当初はモダニズムとシュールレアリスムの影響を受けていたが、1960年代以降、アメリカのビート詩人、ジャズの影響を受け、1970年代には、アイオワ大学、ロッテルダム国際詩祭、ポーランド詩祭、ジェノヴァ国際詩祭など、30数カ国の詩人祭などで詩の朗読を行う。
1980年代にはメキシコ国際詩祭、インド・バルシキ国際詩祭などに参加。
……
白石かずこさんが誕生してから、93年と268日が経過しました。(34236日)
亡くなってから、160日が経ちました。
34076日間 生きました。