前田吟まえだぎん
俳優[日本]
1944年 2月21日 生 (満81歳)

前田 吟(まえだ ぎん、1944年(昭和19年)2月21日 - )は、日本の俳優。
本名及び旧芸名は前田 信明(まえだ のぶあき)(出生時の姓は不明。
詳しくは後述)。
ティー・アーティスト所属。
次男(前妻の連れ子)は俳優の前田淳、四男は競技ダンス選手の前田亨。
略歴=
1963年4月、劇団俳優座養成所15期生となる。
同期に地井武男、原田芳雄、夏八木勲、小野武彦、村井国夫、林隆三、高橋長英、秋野太作、浜畑賢吉、竜崎勝、栗原小巻、太地喜和子、赤座美代子、三田和代ら、錚々たるメンバーが並ぶ、花の15期の一人であった。
1964年、『判決』第1シリーズ・第105話「沖縄の子」(NET)で、本名の前田信明で芸能活動を始めた。
1965年、『純愛物語』(朝日放送)に主役として出演する。
同年の小林正樹監督の『怪談』の端役で映画初出演。
1967年より現在の芸名へ改名。
1969年、山田監督の映画『男はつらいよ』に寅次郎の妹さくらに惚れる印刷工・諏訪博役として出演。
この役柄に前田の人柄がベストマッチし、さくらと結婚した博として以後シリーズ50作全てに出演した。
1970年代から橋田壽賀子・石井ふく子関連作品には多数出演しており、1976年の橋田ドラマ『となりの芝生』(NHK)ではマザコン&モラハラ夫を怪演。
特に1980年放送の『心』(TBS系)での宮寺順一役は前田の代表作になった。
大映ドラマへの起用も多く、しぶとい悪役を演じた。
特に1976年のドラマ『赤い運命』 ……
前田吟さんが誕生してから、81年と85日が経過しました。(29670日)