宗次郎そうじろう
オカリナ奏者[日本]
1954年 10月10日 生 (満70歳)
宗次郎(そうじろう、本名:野村 宗次郎(のむら そうじろう)、1954年10月10日 - )は、日本のオカリナ奏者、製作者、作曲家である。
風音工房(かざねこうぼう)代表取締役。
群馬県館林市出身。
使用しているオカリナは全て自身による手作りである。
デビュー前からオカリナ製作を始め、約10年間に製作したオカリナは1万本以上に及ぶが、その中で実際に演奏で使用するのは、10数本である。
1980年以降、栃木県にある廃校となった小学校で生活していたが、現在は茨城県常陸大宮市(旧緒川村)の山村で暮らす。
略歴=
1973年 群馬県立館林高等学校を卒業。
1975年 栃木県の山村で初めてオカリナ奏者である火山久のオカリナの音色に触れる。
この年火山久に弟子入り。
栃木の山あいの廃材利用の家に住みながらオカリナを製作。
1979年 栃木県芳賀郡茂木町の水車小屋跡地に自らの窯を築いた。
1980年 茂木町北部の小学校の廃校に移り住む。
1985年 テレビでその生活が紹介され、サウンド・デザイン(シンセサイザー奏者の喜多郎などを輩出したニューエイジ・ミュージックの名門レーベル)よりデビュー。
1986年 NHK特集の『大黄河』の音楽を担当して一躍脚光を浴びる。
ソウルで開催されたアジア・ポップ・ミュージック・フェスティバルに参加。
1987年 野村證券のCM音楽を担当。
1991年 ポリドール(現・ユニバーサルミュージック)へ移籍。
1993年 自然3部作『木道』『風人』 ……
宗次郎さんが誕生してから、70年と275日が経過しました。(25843日)