一穂ミチいちほみち
作家[日本]
1978年 生
一穂ミチ(いちほ みち、1978年 - )は日本の小説家。
BL(ボーイズラブ)小説家。
大阪府出身。
代表作は『イエスかノーか半分か』『スモールワールズ』。
経歴=
関西大学社会学部卒業後、同人誌で二次創作の小説を書く中で編集者から声がかかり、2007年に『雪よ林檎の香のごとく』(タイトルの由来は北原白秋の短歌)で雑誌デビュー。
2008年に書籍化。
以後BLジャンルを中心に活躍する。
代表作『イエスかノーか半分か』は2020年にアニメ映画化されている。
2021年『スモールワールズ』で一般小説デビュー。
直木三十五賞や本屋大賞など多くの文学賞の候補となり、注目を集める。
『スモールワールズ』で第9回静岡書店大賞、第43回吉川英治文学新人賞を受賞。
2022年度咲くやこの花賞受賞。
2024年『ツミデミック』で第171回直木三十五賞を受賞。
人物=
会社員の傍ら執筆活動をしており、原稿を書いているのは平日では多くて3~5時間程度だという。
土日は休みのため出歩かずのんびりしている。
濃く好きなのは小説では川上弘美、三浦しをん、村上春樹。
漫画では谷川史子、いくえみ綾、志村貴子。
その他にはスピッツとCoccoの歌、ナンシー関のコラム、ダウンタウン、80年代後半~90年代の週刊少年ジャンプ、ファンロード、昔の藤子不二雄アニメ。
"一穂ミチ"というペンネームについては「"穂"という字が、字面も響きも好きなので、それは入れたいなと思いました。
実 ……