真鍋淑郎まなべしゅくろう
気象学者[日本→アメリカ]
1931年 9月21日 生 (満93歳)
眞鍋 淑郞(まなべ しゅくろう、新字体:真鍋 淑郎、英語: Syukuro "Suki" Manabe、1931年(昭和6年)9月21日 - )は、日系アメリカ人一世の地球科学者(気象学・気候学)。
プリンストン大学上席研究員。
国立研究開発法人海洋研究開発機構フェロー。
米国科学アカデミー会員。
2021年ノーベル物理学賞受賞。
理学博士(東京大学、1958年)。
アメリカ国立気象局大循環研究部門の研究員、アメリカ海洋大気庁地球流体力学研究所の上級研究員、プリンストン大学大気海洋科学プログラムの上級研究員などを歴任した。
国際的には専ら Suki Manabe(スーキー・マナベ)として知られる。
概要=
気候モデルの研究者であり、地球科学分野でコンピュータでシミュレーションを行うための数値モデルの開発の先駆者の一人として知られる。
1964年に鉛直1次元の放射対流平衡モデル、1965年に水循環をふくむ3次元の大気大循環モデル、1969年に大気大循環モデルと海洋大循環モデルを組み合わせた「大気海洋結合モデル」を世界で初めて発表した。
1970年代以来、眞鍋の開発したモデルをプロトタイプあるいは手本として世界の多数の機関で大気大循環モデルや大気海洋結合モデルが開発され、現在に至るまで気候変動の予測型シミュレーションに使われている。
地球温暖化の研究でも第一人者である。
1967年に鉛直1次元モデル、1975年に大気大循環モデルで、二酸化炭素倍増にともなう地上気温の変化の大きさを定 ……
真鍋淑郎さんが誕生してから、93年と75日が経過しました。(34043日)