寺井尚子てらいなおこ
バイオリン奏者[日本]
1967年 5月1日 生 (満57歳)
寺井 尚子(てらい なおこ、1967年5月1日 - )は、日本のジャズ・ヴァイオリニスト。
ジャズ・ヴァイオリンの世界ではステファン・グラッペリ、レイ・ナンスなど、スウィンギー、かつグリッサンドを生かした演奏が多い中で、バップの基本スタイルを徹底的にマスターしたと思われるアドリブを展開しジャズ・バイオリン奏法に新しい解釈を与えた。
略歴=
神奈川県藤沢市出身。
もともとはクラシックを専攻していた。
しかし、腱鞘炎にかかり練習中断を余儀なくされた時に、ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビイ」に触発されジャズに目覚める。
1988年、プロデビュー。
名古屋を中心にライヴハウスなどで演奏していたところを中西俊博に見出される。
1995年、来日中のケニー・バロンと共演し、その縁でケニーのアルバム『Things Unseen』(Verve)の録音が行われるニューヨークへ招かれる。
エディ・ヘンダーソン、ジョン・スコフィールドらと共演。
1998年、初のリーダー・アルバム『Thinking of You』を発表。
2004年3月14日、第18回日本ゴールドディスク大賞ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー〈邦楽〉受賞(『anthem(アンセム)』)。
2008年1月18日、第33回「南里文雄賞」受賞。
2010年2月26日、初のパリ公演「JAZZ in JAPAN 2010」(ゲスト:リシャール・ガリアーノ、パリ日本文化会館にて)。
2010年3月19日、平成21年度(第60回)文化庁「芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)」受賞。
2011 ……
寺井尚子さんが誕生してから、57年と205日が経過しました。(21024日)