戸田奈津子とだなつこ
映画字幕翻訳家[日本]
1936年 7月3日 生 (満88歳)
戸田 奈津子(とだ なつこ、1936年(昭和11年)7月3日 - )は、日本の映画字幕翻訳家、通訳者、映画翻訳家協会元会長、神田外語大学客員教授・神田外語学院アカデミックアドバイザー。
経歴=
福岡県戸畑市(現在の北九州市戸畑区)に生まれるが、戸田が1歳のときに父が戦死し自身も母の実家のある東京に転居する。
出身地は東京都としている。
第二次世界大戦中で娯楽の無かった子供時代を過ごしたため、終戦の翌年から解禁された外国映画を見て衝撃を受ける。
中学生の後半からは一人で映画を見にいくようになり、高校生の頃から名画座などに通い詰める。
お茶の水女子大学附属幼稚園、お茶の水女子大学附属小学校、お茶の水女子大学附属中学校を経て、お茶の水女子大学附属高等学校を卒業後、津田塾大学学芸学部英文学科に入学。
1958年、大学を卒業後に第一生命保険の秘書の仕事に就くが約1年半で退社となり、映画字幕の仕事に就くことを目指す。
映画の字幕翻訳の第一人者であった清水俊二に手紙を書き、事務所に会いに行くものの大学を卒業したばかりの若い女性には難しいと言われる。
しかし清水からは『鉄腕アトム』などの日本のテレビ番組を輸出用に英訳する仕事を紹介してもらうなどし、字幕では無いもののフリーランスとして翻訳を続け、洋画配給会社とも仕事のつながりができる。
ある時、ユナイト映画でビジネスレターのタイプの仕事をしていたところ、当時宣伝部長 ……
戸田奈津子さんが誕生してから、88年と141日が経過しました。(32283日)