鴻池留衣こうのいけるい
作家[日本]
1987年 2月1日 生 (満37歳)
鴻池 留衣(こうのいけ るい、1987年(昭和62年)2月1日 - )は、日本の小説家。
埼玉県川口市出身、東京都在住。
埼玉県立熊谷高等学校卒業、慶應義塾大学文学部仏文科中退。
経歴・人物=
高校時代は帰宅部で、放課後は熊谷、深谷周辺の工業団地などを徘徊していた。
mixiで友人を楽しませようと自分が主人公の架空日記を書いているうちに、「小説を書きたい」という思いが募り、物語を書くようになった。
その後、大井町に住んでいる頃、ある日アパートの玄関から出て、ドアに鍵をかけた拍子にふと、「小説家になろう」と胸の中で呟き、小説家になることを決めた。
2016年、「二人組み」で第48回新潮新人賞を受賞しデビュー。
2019年、「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」で第160回芥川龍之介賞候補。
2010年頃、新橋の築地仲卸業者直営の居酒屋チェーンで勤務しており、「ナイス・エイジ」「スーパーラヴドゥーイット」では同店舗をモデルとした店が登場する。
好きな小説は谷崎潤一郎の「春琴抄」で、いつも傍に置いておきたいと思うくらいに好き。
作風等=
デビュー作の「二人組み」は、「自意識の強い中学生男子にとって、本来ならば他人に最も見られたくないものを見せるに至るまでの物語にできないか?」というテーマで書かれた。
芥川賞候補になった「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」はウィキペディアからの転載という体裁の小説で、インターネット社会のポストト ……
鴻池留衣さんが誕生してから、37年と294日が経過しました。(13808日)