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トラヤヌスMarcus Ulpius Nerva Trajanus Augustus

第13代ローマ帝国皇帝[ローマ帝国]

(ユリウス暦) 0053年 9月18日

(ユリウス暦) 0117年 8月9日 死去享年65歳
トラヤヌス - ウィキペディアより引用

マルクス・ウルピウス・ネルウァ・トラヤヌス・アウグストゥス(ラテン語:Marcus Ulpius Nerva Trajanus Augustus マールクス・ウルピウス・ネルウァ・トライヤーヌス・アウグストゥス、53年9月18日 - 117年8月8日)は、ローマ帝国の皇帝(在位:98年 - 117年)で、ネルウァ=アントニヌス朝の第2代皇帝である。
文武の両面で辣腕を揮い、帝国内の公共施設の強化と領土の拡大に成功した。
特に対外面ではダキア、パルティアで功績をあげ、ローマ帝国史上最大の版図を現出した。
イタリア本土出身者でない、初の属州生まれの皇帝でもある。
それまでは、首都ローマを含むイタリア本土出身者の最上流貴族しか皇帝に選ばれたことはなかった。
トラヤヌスは同時代から現在に至るまで優れた君主として尊敬を受けるローマ皇帝であり、後世の君主たちからも讃えられた。
古代末期から中世にかけてのキリスト教史観でもこの名声は維持され、近代においてもギボンが「五賢帝」の一人として彼を賞賛している。

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