瀬古利彦せことしひこ
マラソン選手、監督[日本]
1956年 7月15日 生 (満68歳)
瀬古 利彦(せこ としひこ、1956年〈昭和31年〉7月15日 - )は、三重県桑名市出身の元陸上競技選手、陸上競技指導者。
現役時代の専門は長距離走・マラソン(ただしキャリア初期は中距離走)で、1970年代後半から1980年代にかけて宗茂・宗猛兄弟、伊藤国光、中山竹通、新宅雅也らとともに日本の男子長距離走のトップランナーだった。
一時は10000m・20000m・30000m・マラソンの日本記録を保持し、30000mについては世界記録保持者でもあった(20000mと30000mは2024年時点でも日本記録保持)。
1980年モスクワオリンピック(日本は不参加)から1988年ソウルオリンピックまで3大会連続でオリンピックのマラソン日本代表に選ばれた。
現役引退後はヱスビー食品スポーツ推進局局長を経て、2013年4月よりDeNAランニングクラブ総監督を務め、2019年6月より同エグゼクティブアドバイザー。
2016年11月より、日本陸上競技連盟の強化委員会マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(理事兼任)に就任している。
経歴=
陸上競技との出会い=
桑名市立久米小学校時代は遊びで野球をしていた。
漫画『巨人の星』を読んで野球に関心を持ち、星飛雄馬が堤防を走り込む場面を見て、走る訓練を重ねる。
桑名市立明正中学校時代は野球部に入り、2年時にエース投手として桑名市の大会で優勝、県大会に進む。
3年時は地区大会決勝で敗れ、肩の故障もあり野球の道を断念する。
東海地区の野球の強豪校からの誘いもあったことなど ……
瀬古利彦さんが誕生してから、68年と129日が経過しました。(24966日)