中山竹通なかやまたけゆき
マラソン選手、監督[日本]
1959年 12月20日 生 (満64歳)
中山 竹通(なかやま たけゆき、1959年12月20日 - )は、長野県北安曇郡池田町出身の日本の元陸上競技(長距離種目)選手、指導者。
身長180cm、体重58kg(現役当時)。
息子の中山卓也も陸上長距離種目選手。
1980年代後半に瀬古利彦や宗茂、宗猛兄弟、新宅雅也らと、1990年代前半には谷口浩美、森下広一らと日本マラソン界をリードした。
2時間10分を切るサブテン5回は川内優輝、高岡寿成に続き、瀬古利彦、佐藤敦之、藤原新と並び日本歴代3位タイ、2時間9分を切るレース4回は高岡と並び日本最多タイ(2014年現在)。
来歴=
生家は山間の農家だった。
長野県池田工業高等学校時代に陸上競技を始める。
高校3年時には国民体育大会長野県予選の少年男子A5000mで優勝するも、記録的に本選で上位に入れそうもないと判断され、派遣を見送られる。
高校卒業時、陸上部のある県下の養命酒への採用がほぼ内定していたが、高校教師の手違いで東京の養命酒本社に出向く日にバスケットシューズをはいていったところ、それが実は面接で、結局中山は不採用となった。
そのため国鉄に臨時職員として入る。
国鉄では車両基地で清掃作業などをしながら走っていた。
高校時代の指導者が富士通長野工場の陸上部監督に相談して入社、ようやく安定した環境で走れるようになる。
とはいえ、陸上部の選手への特別扱いはなく、通常の勤務や残業をこなしながらの競技生活だった。
この間、中山は瀬古利彦 ……
中山竹通さんが誕生してから、64年と350日が経過しました。(23726日)