ユルゲン・ハーバーマスJürgen Habermas
哲学者[ドイツ]
1929年 6月18日 生 (満95歳)
ユルゲン・ハーバーマス(Jürgen Habermas、IPA: [ˈjʏʁgən ˈhaːbɐmaːs]、1929年6月18日 - )は、ドイツの哲学者・社会哲学者・政治哲学者。
ハバーマス、ハーバマスとも表記。
人物=
フランクフルト学派第二世代に位置。
公共性論や、コミュニケーション論の第一人者である。
ドイツの哲学者ハンス・ゲオルク・ガダマーとの論争、フランスの哲学者ジャック・デリダ、ジャン=フランソワ・リオタールとの論争、ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンとの論争、また1986年6月にフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙に発表されたエルンスト・ノルテ(de:Ernst Nolte)による論文「過ぎ去ろうとしない過去」に対して批判を加えたことによる歴史家論争(de:Historikerstreit)、アメリカ合衆国の哲学者ジョン・ロールズとの論争でも有名である。
東西ドイツの再統一に際しては、目先の経済的利益や、民族主義に基づく性急な統合ではなく、「すべての人間にあてはまる規範を掲げる憲法を尊重せよ」とする「憲法パトリオティズム」を提唱した。
略歴=
1929年6月18日、ドイツのデュッセルドルフに生まれる。
父はエルンスト、母はグレーテ。
父がグマースバッハの商工会議所会頭でナチス党員であったこともあり、少年期を同地のドイツ少年団、ヒトラー・ユーゲントの一員として過ごし、敗戦を迎えた。
1945年、ドイツ敗戦後にギムナジウムでの学習に戻る。
アメリカ占領下での民主主義教育は ……
ユルゲン・ハーバーマスさんが誕生してから、95年と156日が経過しました。(34855日)