岸田理生きしだりお
劇作家、演出家[日本]
1950年 3月10日 生 (満74歳)
岸田 理生(きしだ りお、女性、1946年3月10日 - 2003年6月28日)は、日本の劇作家、演出家、シナリオ作家、小説家、翻訳家。
本名︰林 寛美(はやし ひろみ)。
小劇場運動の旗手の一人と目された。
怪奇幻想的な作風で、小説も書いたほか、テレビドラマのシナリオを多数執筆した。
経歴=
長野県岡谷市出身。
中央大学法学部卒業。
1974年(昭和49年)、寺山修司が選考委員を務めていた第1回新書館フォアレディース賞を『不眠症の猫』で受賞。
それをきっかけに劇団天井桟敷に参加。
1983年(昭和58年)に寺山が病没するまでの間、寺山との共作で戯曲『身毒丸』『奴婢訓』『レミング』などを執筆、他に映画『草迷宮』『ボクサー』などの脚本も手掛けた。
一方で、1977年(昭和52年)に早稲田大学演劇研究会で岸田の『墜ちる男』が上演されたのをきっかけに、樋口隆之らと「哥以劇場(かいげきじょう)」を結成し座付き作家となる。
1981年(昭和56年)に哥以劇場が解散した翌年には岸田理生事務所を設立、和田喜夫の演出で『ハノーヴァの肉屋』を上演する。
それをきっかけに1983年(昭和58年)、和田の率いる「楽天団」と合併し「岸田事務所+楽天団」として活動をはじめる。
1984年(昭和59年)に上演した『糸地獄』で第29回岸田國士戯曲賞を受賞。
1988年(昭和63年)には『終の栖・仮の宿』で第23回紀伊國屋演劇賞を受賞。
1992年(平成4年)には『糸地獄』がオーストラリアのパー ……
岸田理生さんが誕生してから、74年と258日が経過しました。(27287日)