宮城谷昌光みやぎたにまさみつ
作家[日本]
1945年 2月4日 生 (満79歳)
宮城谷 昌光(みやぎたに まさみつ、1945年2月4日 - )は、日本の小説家、歴史小説・時代小説作家である。
古代中国の偉人にスポットを当てた作品を得意とする。
本名は宮城谷 誠一(みやぎたに せいいち)。
来歴・人物=
愛知県宝飯郡三谷町(現・蒲郡市三谷町) 生まれ。
愛知県立時習館高等学校を経て、早稲田大学第一文学部英文学科卒業。
大学卒業後、出版会社勤務や家業の土産物屋の手伝いなどを経て、郷里で英語の塾を開いていたが、作家として名が売れるまでは苦しい生活が長く続いた。
その後、立原正秋と出会い、教えを受ける。
立原に「必然性のない漢字を使ってはならない」と言われたことから、日本語と漢字に向き合う日々を送ることになる。
長い間、自分の言葉を探し苦しんでいた昌光は、白川静の著書に出会ったことで光明を見出すことになった。
後にその白川と対談したとき「あなたは勉強家だ」と白川を驚嘆させ、「文章も清新でよろしい」と評価されている。
最初は恋愛小説などを書いており、またフランスの現代思想家たちの著作を愛読していたが、次第に歴史に関心が移り、歴史小説を書くようになった。
『史記』をはじめとする漢籍を修めただけでなく、白川に深い影響を受け金文や甲骨文字まで独学で学んだ。
『史記』全文を筆写したことがあるという。
殷、周、春秋戦国時代など古代中国に素材を求めた作品が多い。
1990年代に入ったとたん、長い ……
宮城谷昌光さんが誕生してから、79年と290日が経過しました。(29145日)